12.06
無秩序の中の秩序
駅チカ2021終了のお礼にかえて
「無秩序の中の秩序をつくりだせればチームはうまくいくんだよ」
私が勝手に「師」と決めている方が、薄暗い店内でコーヒーを飲みながら口にした言葉です。
工房暖簾の企画展も駅チカアート市も、決められた役割や順列などなく、ゆるやかに入れ替わり、いつの間にか少しづつ形が変わっていくチームで動いています。
会社ではありませんしサークルでもない、でも同じ目的に向かって活動しているという点ではやっぱりチームというのが正しいと思います。
私が勝手に師と決めている方は、いくつものダンスチームを作って、それぞれのチームのレベルや個性にあった企画と演出をして、踊る人・見る人を楽しませていました。ごくたまに「ちょっと手伝って」とパーティにかりだされ、受付をしたり音響係をやったり(飲みながら・・・笑)、ぼんやりながめていたのですが、みなさんかなりご高齢なのに華やかで青春真っ盛りのように楽しそう。
すごいものだな・・・ とこの人たちを楽しませている師の姿を見ていたものでした。
さて、2021年の駅チカアート市も何とか今年の全日程を終えました。
今年も本当にいろいろなことがありました。それでも一年間、一度も途切れずにやりきれたこと、関係するすべての皆様に心よりお礼申し上げます。
どうもありがとうございました。
無秩序の中の秩序か・・・
ダンスチームじゃないけれど、工房暖簾や駅チカ運営の核心はこれが良いと思っています。ただ、「これが良い」なんてサラッと言えるほど簡単ではなさそうです。一生かけて試行錯誤するタイプのものかもしれませんね。
今年はまだ、最後に「ほっとクリスマス展」が残っています。
12/17(金)~19(日)会場はブラフ18番館。 少し入場規制も緩やかになったようなので、ぜひ見にいらしてください。
関内駅チカアート市主催
工房暖簾Gallery 榊剛史