05.11
目標の「駅チカ1000人」から再考
withコロナの視点から駅チカアート市再考 その2
前回(その1)はマリナード地下街は吹き抜けの地下通路に連なる商店街であるということ、駅チカの会場であるマリナード広場は、その一番端・イセザキモールへの2つの出口直下であることをご覧いただきました。
今日は、今年のお正月に目標として掲げた「駅チカ1000人」から、今の関内駅チカアート市について見つめなおします。
※すみませんが、まず駅チカ1000人の年頭所感をお目通しください。
駅チカ1000人について → こちら
この目標を掲げたのがたった4か月前のこととは思えないほど状況が様変わり。人を集める企画はことごとく停止となり、「集客してなんぼ」という企画者への評価は一変してしまいました。
さて、ただ・・・
関内駅チカアート市については「駅チカ1000人」をお読みいただくと分かるように、恥ずかしながら集客力はまだまだです。出店してくださった作家の皆様の声をひろってみましょう。
・いつもキャンセル待ちだからと期待したけどお客様が少なかった
・次も申込んでいたけど、出たくない。代わりに出てくれる人を探してよいか?
・こんなに売れなかったのはじめてだ
・暇だから本読んでてもいいよ
などなど、なかなかの言われようです。
けれど、こういった声ばかりではありません。
・他よりお客さんは少ないけど、アットホームで落ち着いて販売できる
・毎月みんなと会って販売するのが楽しい
・ときどきすごくうまい人のピアノも聴けて楽しい
・来月も出るから来月作ってきますと約束できるのがいい
・ここが私のホームグラウンド!
などなど、
残念ながら「お客様がすごくたくさんきてくれる」「たくさん売れる」といった本来目指すべき真っ当な評価はないのですが、共通しているのは「のんびり・アットホーム・なんだか楽しい」・・・
曖昧ですね、でも、これが今の駅チカアート市に対する作家のみなさまの良い意味での評価です。
そして、私から見ても、これら苦言と好評はどちらも真実です。
この苦言を頑張って減らしていかなければ、ということが「駅チカ1000人」を公にした理由でした。
ところが、「コロナ禍によって違う価値観がはいりこんできました」。前回その1の文中でも使ったフレーズですが、今後の駅チカを考えていくうえでもキーフレーズになるものと思っています。
人を集めてはいけない・・・のか?
会話をしてはいけない・・・のか?
肩を寄せ合ってはいけない・・・のか?
そもそもハンドメイドのマーケットなどやるべきではない・・・のか?